賃貸物件を借りられている方のほぼ全員が加入されている住宅総合保険(通称「火災保険」)。
その内容は、ご加入の保険会社や保険商品によって多少の違いはありますが、基本的にはご契約者さまがお持ちの家財類の被害に対する補償の他に、大家さまや被害者さまに対しての損害賠償責任の補償もセットになっていることが殆どです。(※詳しくはご自身が加入されている保険内容をご確認ください)
もしもの備えでご加入頂いている保険ですので、事故にあわないことが一番ですが、もし保険を使わざるを得ない事故に見舞われてしまった時は、不動産会社(管理会社)と保険会社の2カ所へ連絡をお願いします。
特に保険会社に事故報告が初めてという方ほど焦ってしまわれるかも知れませんが、まずは落ち着いて不動産会社(管理会社)に一報を入れて頂ければ、その後の流れ(保険会社へのご連絡や必要なお手続き等)も教えて頂けるかと思います。
過去の事例では、2階にお住まいの方がベランダで洗濯物を取り込まれていて、何を誤ったか物干し竿がベランダから落下。
その落下した場所は駐車場になっていて、停まっていたドイツ製高級外車の屋根に直撃!という連絡も…。
当事者になる電話先のご入居者さまはだいぶ慌てられておりましたが、きちんと必要なお手続きをご説明させて頂き、保険で対応することができました。
このような保険事故は起こらないに越したことはございませんが、もし起こってしまった場合にはまずは一報、と覚えておいて頂けましたらパニックが防げるかと思います。