近年はペット飼育可の賃貸物件が増えているといえども、まだまだペット飼育NGの賃貸物件もたくさんあります。
そんな中で、ペット飼育が不可とわかっていながら、ベランダ等でノラ猫に餌を与えてしまう…なんて、入居者の方がごくごく稀にいらっしゃいます。
今や「ペットは家族同然」と大切にされる方が増え、きちんと環境を整え、躾や健康管理を施されている、つまり最期の日まで面倒をみる覚悟の元にペットを迎え入れる方が増えているからこそ、集合住宅でのペットとの暮らしが受け入れられつつあります。
ところが、ペット不可の建物にはアレルギーの方や、単純に動物が苦手な方もお住まいで、ペット不可だからとお住まい頂いている方もいらっしゃる訳でございます。
糞尿の問題で、カバーをかけた自転車のサドルに寝泊まりするようになって自転車に著しく損害をかけてしまったケースもありました。
目の前に空腹の猫さんがいながら見て見ぬフリをするのは中々辛いものではございますが、一度餌を与えてしまうと翌日も、その翌日も猫さんは来るかも知れません。
そうして居ついてしまった猫さんに、ある日苦情が入ってしまったら…。
どうか人間の都合だけで餌付けをして振り回すのではなく、環境を整えて頂いたうえで家族としてお迎え入れ頂くか、ルールに反しないよう、どうか餌付けはしないようお願い申し上げます。