ピアニスト 西川悟平

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カテゴリー: つぶやき


皆さま、日頃よりお世話になっております😊 和幸スタッフです。
先日、私にしては珍しく音楽鑑賞のため、サントリーホール大ホールに行ってきました。
東京パラリンピックの閉会式でグランドフィナーレを飾った名曲「この素晴らしき世界」を演奏したピアニストの西川悟平さんの東京公演。


この方、経歴もかなり変わっていますが、本当に魅力的な方です。
多くのピアニストの方が幼少より英才教育を受けて才能を開花させるのに対して、この西川氏はなんと15歳からピアノを始めたそうです。
それだけでも驚きですが、始めてから3年足らずで、アメリカのオーケストラとピアノコンチェルトを共演するなどその才能を認められ、2000年にはあのカーネギーホールで演奏するまでになったんです!

ただ、それから不運にもジストニアという指などの筋肉が引きつるなどして自由に動かせなくなる原因不明の難病難病に冒されてしまいましたが、懸命なリハビリの末、再起を果たした奇跡の音楽家なんです。
演奏で動かすことのできる指は、左手は主に人差し指と親指の2本だけで、右手と合わせて7本指ですが、それを全く感じさせない素晴らしい演奏でした。

それだけでも素晴らしい方ですが、この西川氏、演奏もさることながらトークがとても面白いんです。
ピアノを演奏している時間より、トークのほうが長い位の話好きで、あまり音楽鑑賞等に興味のない方やお子様もトークの面白さに眠気どころか笑いが起こり、皆さん楽しく聞き入っていました。

普段、全く音楽に興味の無い方にも、とてもおすすめなピアニストさんなので、機会があったらぜひ足を運んでみてくださいね。
ちなみに、今回の東京公演には土屋太鳳ちゃんも弟さんと応援に駆けつけていて、舞台でお花を渡していました(#^.^#)