ごきげんよう

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カテゴリー: つぶやき


たまには ふと感じたことを記してみますね。

先日、とある地域を通行していたら聞こえてきた、

女子学生が交わしている【ごきげんよう】という声。

「今も、使われているんだ」と驚きと新鮮さを覚えましたが、若かりし頃には、別世界の方々の言葉のように感じた違和感よりも、何かしっとりと胸の奥で響く音が気になり、調べてみました。

もちろんご存知の方も多いことと思いますが、【ご機嫌よろしくて結構でございます】という意味が込められて相手を気遣う挨拶とのことでした。
語源としては、室町時代の京都の宮中で使われる御所言葉で、女官が両陛下にあった時の挨拶として使われて、ご機嫌を伺うために「お揃い遊ばされてましてご機嫌よう」と申し上げたことが始まりのようです。

単純な私は やっぱり日本語って優しくていいな~などと思ってしまうのでした。
この挨拶は立ち振る舞いも併せて使用されると効果絶大だと思いますので、私なんぞが急に使ってもまったくお相手に通じないばかりか、おふざけがすぎると叱られてしまいそうなので、せめてそんな優しい気持ち挨拶をしていきたいなと思うのでした。

ちなみに…
日頃、あまり慣れていない「ごきげんよう」と、万が一にも誰かに挨拶されるとどのように返すべきなのか迷ってしまいますが、「ごきげんよう」の返答同じく「ごきげんよう」になります。