故人を偲ぶ
秋分の日=お彼岸の期間=お墓参りに行く…と思い浮かべることも、特に若い人の中には少なくなってきているようですね。
さらに都心では、核家族化も進み、後継ぎなどという考えも少なくなってきて、先祖代々のお墓…家の和室にある仏壇…などとは縁遠い生活を送られている人も多くなっています。
お墓自体も高額だったり、後を継ぐものがいなかったり…と、お墓を買わない選択も増えてきました。
7日間あるお彼岸の中日である、「秋分の日」は、「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日」として、国民の祝日に定められています。
お墓に行く…仏壇に手を合わせる…故人に想いを馳せる…形はどうあれ、忘れないで思い出すことが大切ですね。
今年の春に上映された、ディズニー/ピクサー映画「リメンバー・ミー」の物語そのまま!
家族であの映画を観ると、「時を超える家族のつながり」が映像からも歌声からも伝わり、とてもいいと思います。
連休に遊びに行ってリフレッシュすることも大事ですが、お彼岸の7日間のうち1日くらいは、
時代が変わろうとも大事な家の行事として、故人を偲ぶ時間を持つということが受け継がれていって欲しいものです。
私もこの「秋のお彼岸」
いつものように墓石に水をかけたり、磨いたり、故人や先祖を改めて感じられる時間を大切にしたいと思います。