この季節は、一人暮らしを始めて間もない方も多く、住宅に関することで困り果てて色々な相談を受けることが多い時期でもあります。
不動産屋をやっていて、よく耳に入るトラブルが「鍵をなくした」という事例です。
地方から出てこられて、今までは近隣住民とは家族ぐるみでのお付き合いで、日中は家の鍵をかけたことがない…なんて方もおられますが、東京は集合住宅が多く、そのほとんどが賃貸物件のエリアもあり、そのような場所では、お隣に誰が住んでいるのかも分からないことが多々あります。
そのような場所で初めての一人暮らしを始めて、もし鍵をなくした場合…非常に困りますよね。
実家の親や兄弟に部屋の合鍵を預けるケースがあるようですが、その親や兄弟の住まいが遠いと、突然鍵をなくした時の対処には困ります。
大体の場合、24時間対応の鍵開け業者さんにお願いして開けてもらうことになるでしょう。業者がくるまで待つ場所もないのが現実です。集合住宅の自宅の扉前で待っていても、住民同士が顔見知りではないことも多く、怪しい人物かストーカーか…と他の住民に警戒の目で見られたりもします。
でもその時間帯によっては、契約している不動産業者に問い合わせてみてください。
日中の営業時間中のトラブルでしたら、業者によっては、管理物件の合鍵を管理している場合もあるので、その場合は高額な鍵開け料金を支払わなくて済むかもしれません!
また、契約時に併せて保険に加入していると思います。
そちらの保険内容によっては、無料で鍵開けに来てくれるサービスが付帯されている場合もありますので、日頃から補償内容を把握しておくことも大事ですね。お時間のある時に確認しておくことをお勧めします。
鍵のトラブル、設備のトラブルなど、連絡のつく時間帯での事でしたら、まずはお世話になっている不動産業者に相談してみてくださいね。
特に地元に根付いているような不動産業者の場合は、素早い対応をしてくれる場合も多々ありますので、日頃から「まずは相談!」と覚えておいてください。