お部屋探し・引越し手配は計画的に

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更新日:2021/01/07

カテゴリー: 不動産&業務


一般的に不動産屋の繁忙期とは、1~3月を指します。
何故かというと、3〜4月にかけて入学や卒業、また就職などが重なるため多くの人が部屋探しをするからです。
従って、物件数が一番多く出ているのは、この繁忙期といわれる1~3月になります。
この時期は引越しをする人が多いので賃貸の退去が発生し、続々と空室情報が更新されます。

新築物件の情報量も増える傾向にあります。
新築アパートやマンションを建てる大家さんは、引越しシーズンである3月頃を目安に建物を完成させることが多く、物件の予約自体は1月頃から開始されるので、多くの情報が公開され始めるからです。

また、それに伴い引越し業者の料金も年間を通して3月が最も高い時期になります。
この時期は日本中の引越し会社が繁忙期を迎えているため、料金は通常よりも3割から5割程度高く価格交渉もほとんどできないことが多いでしょう。それどころか、3月の土日や祝日だと予約を取ることすら難しくなります。

この時期のお部屋探しは、数多くの物件からいい部屋を見つけられることも多い一方で、物件をゆっくり探す時間がありません。
数件の内見をしてから、気に入った物件を決めようと思って、ゆっくり考えている間に他の人が物件を決めてしまいます。
また、この時期は無条件で入居が決まるので、家賃や初期費用などの交渉も非常に難しい時期といえるでしょう。

繁忙期における上手な物件の探し方は、まずはご自宅などでネット等を利用して物件情報を徹底的に収集し、気に入った物件があったらすぐに内見に行って早く申し込みをすることです。
家賃や設備など、条件的にいい物件だと思うお部屋は、他の人も同じように好印象を持ち競争率が高いということです。


実際にお部屋を内見する際は、「いい物件なら今日申し込もう!」という気持ちでお出かけになることをお勧めします。