最近でこそインターネットの普及、そしてスマートフォンの普及により頻度も減りましたが、以前は多くの不動産業者の店舗に、かなりの頻度で道を尋ねに来られる方がいらっしゃいました。
初めて訪れた街で道に迷われた時に、一番頼りになるのはおそらく交番のお巡りさんであろうかと思いますが、残念ながら同じ街のあちこちに交番があることは稀です。
では、交番のお巡りさんの次にその街のことを詳しく知っていそうな職業は何かと言いますと、手前味噌ながら、やはり不動産業者になると思います。
不動産業者の地元は仕事場そのもの、長年営業している業者さんなら、新任のお巡りさんよりもよほど街の情報に精通していることも珍しくありません。
そのような地元を愛してやまない不動産業者が培ってきたその知識が迷い人の役に立つ機会は減りつつありますが、大切な人生の一時期を過ごされる街探しのお客さまには充分にお役に立てるものと自負しております。
その街を愛する誇りを持って、街の案内人として頑張る不動産業者はどの街にも少なからずいることを知って頂けましたら、幸甚でございます。
