不動産に限らず日常生活の様々な場面で生じた疑問を投稿し、色々な方からの回答を募って解決を図ろうとする、いわゆる「Ｑ＆Ａサイト」

その手軽さが支持されているからでしょう、ネット上には多くのＱ＆Ａサイトが存在しており、また、その専門性や不透明な部分の多さからか、不動産に関する質問も多数見受けられます。

しかしながら、そのＱ＆Ａサイトに掲載されている回答の数々を見るほどに、大きな不安を禁じ得ません。

と言いますのも、すべてとは言わないまでも、明らかに専門ではない方の推測による回答や根拠不明の思い込みによる回答も多々ございまして、とは言えその回答が誤っているかどうかは正確な知識を身に付けている方にしか分からない訳で、それがもっともらしく書かれ、かつ専門の方の回答がないまま「解決済み」とされてしまえば、多くの方にはその回答が正しいものと解釈されてしまい、余計に混乱をきたすことになりかねません。

不動産に関わるお取引は関係する法律も多いがために、トラブルとならないよう「宅地建物取引士」という資格が設けられ、有資格者は資格の更新のために常に法律の改正や判例等を勉強し、知識の更新にも努めております。

また、賃貸の不動産取引は地域により慣例が異なる（敷金or保証金、礼金の有無、敷引き、地代、借地の更新料など）ため、全国一律の回答とならない場合もございます。

ですので、出来ましたらＱ＆Ａサイトのご回答はあくまでご参考として、正確なところはキチンと資格を持った不動産業者さんにご確認頂くことをお勧めいたします。
もちろん弊社にご相談いただければ、ご回答申し上げます。