多くの間取り図で、お部屋の広さを表すときに用いられる『●帖』という表示。
和室が身近であった方であれば畳何枚分と分かりやすい帖数表示も、洋室全盛の現在ではピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、私ども不動産業者が不動産に関する広告等を表示する際に遵守すべき規約『不動産に関する公正競争規約』には、「1帖＝1.62㎡(以上)として表示すること」との規定になっており、殆どの不動産業者はこのサイズを基準に帖数を算出しているかと思います。
では、「1.62㎡ってどのくらいのサイズなの？」というご質問も当然あろうかと思いますが、90ｃｍ×180ｃmの長方形を思い浮かべて頂きますと、ちょうど1.62㎡というサイズになります。
最近でこそ、丁寧な不動産業者さんの図面で『●帖(▲.▲▲㎡)」と面積を併記した表示を見かけることもありますが、特にタテ×ヨコの自由度が高い洋室の場合などは、同じ面積であってもその形状によって感じ方が違うこともあります。
そのため、どんなに数字でイメージしていたとしても、やはり実際に現地で広さを実感して頂くことが大切ですね。
ちなみに、土地の広さを表すときに平米（㎡）と共によく用いられる『●坪』。
こちらは 1坪＝畳約2枚分（約3.305785㎡）となります。
