アルピニスト野口健さんに・・

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カテゴリー: つぶやき | 食べもの


登山口の気温は1℃ 暖かい日だ

10分も登ると汗がでそうになるので 

一枚脱ぎ ゆっくり歩く

時折強い風が吹いているようだが、樹林帯なので

木の上の方が強く揺れているのはわかるが、風は感じない

行程三分の一のところで 雨がぱらつく 

折角脱いだのに 先ほど脱いだものより 

厚いアウターを着込み フードまで被る

汗が出ないようにさらにゆっくり進む

雨がぱらついてきたので、東天狗岳の登頂をあきらめ

目的は先月売り切れで食べられなかった 

黒百合ヒュッテの骨付きチキンカレーにした

黒百合ヒュッテは樹林帯の最後の方なので、

風が強くなっても安心していける 

だが

雪は少なく ところどころ 雪がとけ ちょっとした小川のように

雪道に水が流れている 踏み抜いて 

深く足を埋めてしまったら大変だ

ゲーターを着用しているが、それより深く沈んだら 

水が靴内部に侵入するかもしれない、

踏み抜かないように 道を見極めて 歩く

ゆっくり歩いても 黒百合ヒュッテまで2時間半くらいで到着

平日で天気が悪いので 黒百合ヒュッテにはお客さんが

一組しかいないようだ

『こんにちは』とあいさつし、受けつけでカレーをオーダーすると

先客のいるテーブルでどうぞと言われた。

ここ黒百合ヒュッテは 靴のまま座れるテーブルは一つ

天気がよければ、外で食することが多い

先客の女性に『ご一緒よろしいですか』と尋ねると

素敵な笑顔で『どうぞ』とかえされて着席

もどってきた男性をみると アルピニストの野口健さんだった

女性はお嬢さんだったのだ

何年か前、お二人でキリマンジャロ登頂をしている番組をみた

笑顔の可愛いお嬢さんだ、野口さんもテレビで見た通りの

なんとも素敵な笑顔だ

それに比べ

驚いた私は 『あ、はじめまして』

なんとも馬鹿丸出しの挨拶である

それでも気さくな野口さんは 生来のサービス精神なのか

天気の話からはじまり色々お話をしてくださった

能登の被災地には何度もでかけ 現在までに寝袋8000個以上をお届けしているとのこと、その他、マットや段ボール床なども届けられているとのこと、

何度も行かれてるからこその、必需品や現状を伺うことができました

色々な問題はあるようだ。

特に行政が何をして良いのかわからなくなること

野口さんがお話しても そのような要望は上がってきてないと言われたこと

これは熊本でも起こったことのようで

行政を悪くいうつもりはないですが

マニュアルがあったとしてもシュミレーションなど

都度していなくて

機能していないのかもしれない

お話をお伺いして感じました

帰宅後、SNSで野口さんの活動をみてみました

問題点はさておき 不足しているものはたくさんあるようです。

下記にURLはります。

野口健支援物資 

 

野口絵子支援物資

私も微力ながら支援させていただきました。

30分くらいだったでしょうか、とても良い時間をすごさせていただきました。

悪い天気を承知でいってよかった休日でした。これを機に

地域の方と震災について具体的にお話合いができればとも思います。

野口健さんのHP