『建売・売建・注文住宅』 夢の一戸建てを検討する時の3つの選択肢を解説(前編)

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カテゴリー: 不動産&業務 | 売買コラム


「マイホームを購入しよう!」と決心して調べ始めると、一口に「一戸建て」といっても色々な種類や特徴があるのが分かると、「何が違うのか」「自分にピッタリなのはどのタイプなのか」と迷ってしまいがちです。

後悔しない理想のマイホームを手に入れていただけるよう、今回は一戸建てを検討する時の3つの選択肢の説明と、一般的に言われるメリット・デメリットについてお伝えしたいと思います。

建売戸建

土地と建物がセットで販売されている新築一戸建てのことです。売主が土地を購入し、建物を建てて売り出すので、完成した実際の建物を見ることができ、土地も同時に購入できるため、契約は比較的スムーズです。建売戸建は分譲住宅とも呼ばれ、大きな土地を分割して何軒かまとまって建てられる場合が多いので、同じようなデザインの家が並ぶこともあります。

▽建売戸建のメリット

・実際に建物や室内を見て購入できる
・契約、入居までがスムーズ
・注文住宅よりもコストが抑えられる分、安価

▽建売戸建のデメリット

・外観や内装のデザイン、間取りが選べない
・性能や仕様の変更ができない、思い通りにならない
・工事の様子が確認できないので欠陥があっても気づくのが難しい

デザインや性能に特に大きなこだわりがない場合、予算を抑えて早く入居できるのは大きなメリットになりますね。工事の様子をチェックできない点が心配な場合は、別途費用はかかりますが、購入前に住宅診断(ホームインスペクション)を受けるという手もあります。

(中編につづく)