中古マンション購入時にチェックしたいポイント(中編)

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カテゴリー: 不動産&業務 | 売買コラム


物件見学時のポイント

気になる物件を絞ったら、物件見学内覧をしましょう。平均で3~5件くらい見学する方が多いです。写真を見た時点で一番気に入っていた物件ではなく、一応見るだけ…と思っていた物件を気に入って購入するケースも意外にあります。
最近ではバーチャル内見や綺麗な360度パノラマ写真で、事前に室内を詳しく確認できる場合も多いのですが、外観や近隣環境も含め、自分の目で確認することが大切です。

内覧は居住中空き部屋があります。
居住中の場合、じろじろ見ちゃいけない感じがして気を使いますよね。実際、ご案内していても遠慮がちに見る方がほとんどで、例えばクローゼットなども開けて中を見たりせず、位置や大きさを確認するだけといった感じになりがちです。でも売主様からすれば気に入ってもらって早く買ってほしいのですから、必要以上の遠慮はせず、見るべきところはしっかりとチェックしましょう。

 

 

 

 

【室内】
・室内の環境

日当たりはどのくらいか、室内の明るさはどうか、風通しはよいか、窓を開けた時の様子、また各部屋の広さ(必要な家具が置けるか)など、後から変更できない部分は念入りに確認しましょう。

・水回り

キッチン(シンクや換気扇、収納なども含めて)、洗面所お風呂場などの水回りはとても重要です。古いマンションでは設備の古さも気になるので状態を見ることと合わせ、古さや汚れ以外にも、カビが生えていないか、変なにおいがしないかも注目しましょう。

 

・ドアや窓

ドアや窓は実際に開け閉めして確かめます。スムーズに動くか、ゆがみがないか、きちんと閉まるかをチェックしましょう。

・天井や壁

天井や壁に水漏れの跡や、ひび割れなどがないかを見ます。壁は結露でカビが生えていないかも必ず確認しましょう。

この他、大掛かりなリフォームを前提に購入検討している場合は、希望する工事ができるのかといった確認もしておいたほうがいいですね。たとえば間取り変更するつもりで購入し、いざリフォーム業者に相談すると、思っていたリフォームができないことが分かって、それなら購入しなかったのに…といったこともありえます。
またエアコンも室外機の関係上、状況によって設置できない部屋もあるので、希望がある場合はそうした点も確認しておくといいでしょう。

室内を確認していて気になることがあれば、その場で不動産会社の担当者や売主様に遠慮なく質問してください。

(後編につづく…)